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zoom RSS 手作りの味、クナのブル8

<<   作成日時 : 2007/05/04 19:28   >>

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さてさて、連休中なのでちょっとのんびりと長めの曲を聴いてます。
今回はワーグナーの話題から離れて久しく書いてなかった、クナッパーツブッシュについて書いてみます。お題は名演と名高いブルックナーの8番(ミュンヘンフィル)スタジオ録音です。

バイロイトでのクナのワーグナーはテンポ遅めで重厚壮大、そのスケールの大きさに圧倒された演奏でした。
一方、ミュンヘンフィルとのクナの演奏を聴いていると、表現方法は確かに同じなのですが、スケールの大きさに圧倒されるというのとはちょっと違うかなあと思うことがあります。

クナの演奏で、ブル8やワーグナーの管弦楽曲集も含めて、ミュンヘンフィルとのスタジオ録音では、残響が少なくて、より生の楽器の音色が聴こえてくるために、すぐそばで聴いているような、ものすごく身近で親近感のある響きに聴こえます。
なんというか、昔、大学でオーケストラの練習やってたときの響きを思い出します。まあ、これはクナというよりはミュンヘンフィルと、その録音環境によるものが大きいわけですが。
しかし、その一方で水墨画のような質朴な力強さもあります。
贅肉が取れた残響が少なく質素な響きです。特に3楽章の雰囲気は寂寥感漂い、侘び・寂びに似たものを感じるのです。
4楽章になると、テンポが本当に遅めで、じっくりじっくり丁寧に歌いこんでいて、非常に味わい深いです。

昔LP購入したときに帯に書かれていた、この演奏を評する言葉として「仰ぎ見るような大きさ」などというフレーズがありましたが、実はうぐいすにはちょっと違和感あります。クナを神格化しすぎじゃないですかねえ。商業主義的というか。
本当はもっと素朴なんです。

オケ全体が強奏となる部分とか素の音の迫力もありますし、テンポ設定も遅めで、確かにスケールは大きいです。でも、どちらかというと、「仰ぎ見るような大きさ」というよりは、「素朴で手作りの味」、「頑固親父の一品!」という感じなんですが(笑)。
「頑固親父の一品!」なんてフレーズじゃあ、食いつきが悪くてレコード(CD)はあまり売れないでしょうけどねえ。

まあ、上記の雰囲気とか素朴とか云々はともかく、いわゆる普通の演奏とは一線を画している演奏ではあります。
でも例によって、うぐいすがこの演奏に慣れるのも結構時間かかりました。
ケレン味がないですからねえ。どこがいいか最初はわからなかったです。
しかし、一旦この演奏の質朴な魅力に気づいたら夢中になってしまいました。
なんというか、何回か聴いても疲れないんですよ、この演奏。実は今晩も2回聴いてますし。(これはあんまり共感得られないかもしれませんが)
たとえばヴァント/ベルリンフィルの演奏なんかだと、一度聴いたらしばらくは聴きたくないですね。ゴージャスで疲れ果てちゃって(笑)。

最近は忙しくって、ブルックナーって聴いてなかったです。元々好きだったのですが、久しぶりに聴いたらやっぱりいいですねえ。マーラーは若いときは好きでしたが、曲自体がちょっと生々しくて、最近のうぐいすにはちょっときついです。
ブルックナーは時間があったらまた、たまに聴いていこうかな。
ブルックナー:交響曲第8番
ブルックナー:交響曲第8番

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