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zoom RSS E.クライバーの「フィガロの結婚」全曲<PA-091>

<<   作成日時 : 2008/02/02 19:54   >>

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今回はうぐいすのブログには珍しくモーツァルトです。
休日ということもありましたので、E.クライバー/ウィーン・フィルの「フィガロ」を聴きました。
久しぶりに1950年代のウィーン・フィルの音色に浸りたくてこの演奏取り出しました。

曲に関しては説明するまでもないので、いきなり演奏の話に行きます。
やはりこの演奏、最初に特筆すべき内容はウィーン・フィルの熟成された音色でしょう。今のウィーン・フィルには聴かれなくなってしまったその独特の歌わせ方、軽やかながらも色艶のある甘い音色には惚れ惚れしてしまいます。
やはりこの頃のウィーン・フィルの音色は格別です。ロマンチックでやわらかいくせに、ちっともベタつかない爽やかさがあります。

その品の良さはモーツァルトの音楽にぴったりですね。
逆にワーグナーなどを演奏するときには、かえってアダになるときもあるのですが(笑)。でも実はフレキシブルなところもあったりして、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュが振ると驚くほど重厚な演奏になるのがウィーン・フィルの面白いところですね。

それにしてもこの演奏はどの演奏にも増してウィーン・フィルの魅力が目いっぱいです。
ウィーン・フィルは演奏のたびにメンバーチェンジが激しかったようですが、この録音にはVnのボスコフスキーやClのウラッハあたりは入っていたのですかねえ。
2幕の「恋とはどんなものかしら」のクラリネット含む木管楽器のムンムンと漂うロマンチックな色香はさすがですね。

指揮のE.クライバーですが、そのキビキビとしてグイグイ推進していく爽快なリズム感がいいですね。
それでいて、強引になりすぎず歌わせるところは目いっぱい歌わせてますし、非常にうまくウィーン・フィルをドライブしています。
やはりクライバーは、そのあたりのバランス感覚がうまいですね。
最初の序曲からもうその魅力全開です。

歌手ですが、シエピのフィガロ、ギューデンのスザンナがいいですね。シエピの声は、堂々たる貫禄のある歌であるとともに、モーツァルト特有の軽やかさも十分に表現されていてさすがです。ギューデンの可憐な歌声、デラ・カーザの品のある伯爵夫人もいいです。

最近はワーグナーのオペラの方が劇的で聴き応えがあるのであんまりモーツァルトのオペラは聴かなくなってしまいました。
今回もどちらかというとウィーン・フィルの音が聴きたくて、というのが目的だったのですが、けっこう堪能しました。
モーツァルトの曲は長くても、聴いていて疲れないのがいいですね。
Mozart: Le Nozze di Figaro
Le Nozze Di Figaro

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま こんばんは

E.クライバーの『フィガロ』廉価盤で購入して聴いてみて、吃驚しました。本当に良い演奏で〜。
55年の録音ですが、古さを感じませんね。本当にこの時期のヴィーンの音は格別ですね。
それに、素晴らしい歌手陣、歌手も最近どうも味が薄くなってきているように感じるんですよ。
ギューデンさんのスザンナ、本当に素晴らしいですよね、それに、ケルビーノのダンコさん、この方はほとんど知らなかったんですが、実に素晴らしい歌を聴かせてくれますよね。
こういう録音が残されていることは、貴重ですよね〜。

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
2008/02/03 01:38
うぐいすさん、こんにちは

前回はお節介が過ぎて失礼をいたしました(笑)。
E・クライバーの『フィガロ』ですが、私はDECCA抜粋で聴いています。聴くたびに全曲盤を買いたくなりますが、結局、良いものは後回しの始末です。
本当に良い演奏ですね。ほのぼのとしながらも情緒と色気があって、ウィーンフィル一時代の光芒を感じます。ばらの騎士とともにクライバー一世一代の代表盤だと思います。
先日、最近の代表盤ということでムーティを聴きました。現在のウィーンフィルの音とともに、バトル、プライスが巧すぎてむしろ宗教曲のように聞こえます。私の好みはクライバーのようにのんびりした感じですね。息子もきっとすばらしい演奏になったと思うのですが、非常に残念です。
実は、私がいちばん気に入っているのは古い古いブッシュの演奏でして、純朴を絵に描いたような演奏です。恋とはどんな…の初々しさは何とも言えません。ブッシュのゆったりとしたテンポもぴったりです。温故知新ですね。
ezorisu
2008/02/03 10:02
rudolf2006さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

ホントにこの頃のウィーン・フィルの音には惚れ惚れします。今回、この演奏を一通り最初から最後まで聴いた後も、何回も有名どころを飛ばし聴きしてました(笑)。歌手も豪華で、モーツァルトのオペラに最適なメンバーが揃っていますね。

モーツァルトの音楽はあまり小難しいこと考えずに音楽そのものに浸れるのがいいです。
うぐいす
2008/02/03 10:14
ezorisuさん、おはようございます
コメントありがとうございます。
毎回貴重な情報やご感想頂きまして、いろいろと参考になってます。あまりお気になさらず(笑)今後ともよろしくお願いします。

E.クライバー/ウィーン盤は抜粋で聴かれているとのことですが、全曲も購入されても絶対損をすることはありませんので、いつか入手されることをお薦めしますよ。

フリッツ・ブッシュの演奏は興味があるものの、手を出すところまではいってないです。グラインドボーン音楽祭などの、生前の活躍ぶりに比較してレコーディングの量があまり多くないため一般的な知名度が高くなくてちょっと不遇な感じですね。昔「グレート・コンダクティング」というLDを持っていたのですが、その中にも紹介されていました。でも彼の本領を把握するにはちょっと短すぎてよくわからなかったです。うぐいすもいつか聴いてみようと思います。
うぐいす
2008/02/03 10:53

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