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zoom RSS ラフマニノフの自作自演:ピアノ協奏曲第3番<PA-120>

<<   作成日時 : 2008/04/12 21:16   >>

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今回はラフマニノフです。
うぐいすは、普段はラフマニノフは結構くどい感じがするのであんまり聴かない(でも、例によって嫌いではない)のですが、昨日のエントリーに対するコメントへの返事を書いていたら、何とはなしに聴きたくなりました。
で、ピアノ協奏曲3番を、自作自演盤で聴いてみようと思い立ったわけで。バックはオーマンディ/フィラデルフィア管です。

しかしこの曲、うぐいすはピアノ弾けないのでよくはわかりませんが、聴いてるだけでめまいがしそうなくらい難しそうです。
2番ほどメロディラインがはっきりしていないところが多かったり、旋律の絡みや構成も非常に複雑に聴こえてなかなか凄い曲です。
大体のまとまりはなんとなくは把握できるのですが、細かいところはいろいろごちゃごちゃしてる感じがあって、2番に慣れていると、なかなか3番に入っていくのが大変かもしれませんね。

でも一回曲を覚えてしまうと結構ハマってしまいますね。
ハマるまでが大変な分、逆にハマってしまうと2番よりも3番の方がなかなか逃れられないのではないでしょうか。

さて、それでは自作自演の演奏についてです。
まあこの演奏、しばらく聴いてなかったものの、うろ覚えではありますがなんとなく演奏の内容は記憶にあったのです。
で、今回聴いてあらためて思いましたよ・・・

はえ〜よ、ラフマニノフ!!

ってことで(笑)。

まったく、なんつ〜速さ(特に1楽章)。
3楽章はアルゲリッチやホロヴィッツ(ライナーと組んだもの)など速いのあるんですが、1楽章もここまで快速ですっ飛ばしてくのはあんまりないかもしれませんね。
3楽章も曲トータルで見るとアルゲリッチやホロヴィッツ以上の速さです。
当時のヴィルトゥオジティの権化のような演奏かもしれません。

でも意外と、この早目のテンポで聴き進めていくと、なかなか曲全体の見通しが良いのですよ。曲のつくりがこんなによくわかる演奏も他にないかも。さすが作曲者!

部分的に印象に残っているところは、1楽章、曲が始まって7′00″くらいからたたみ込んでいくところとかもすごいですし、最後に徐々にテンポを落とした後に颯爽と一陣の風が吹くような感じで弾いたかと思うと、瞬く間にスッと消えていくところも非常にダンディです(笑)。

まあもっとも、この曲にもっとロシア的で濃厚なロマン性というか、暑苦しさ(失礼)を求めるなら、ちとこの演奏はさっぱりしてるかもしれません。
録音もあんまりよろしくないのでそれであんまり聴かなくなってしまったというのもあります。まあ、1939年の録音ですからしょうがないですねえ。

この曲のヴィルトゥオジティを味わいたいのなら、ホロヴィッツ/ライナーかアルゲリッチ/シャイーのものかと思います。
派手ですし、聴き映えがしますね。
でも、この自作自演盤も録音状態を除けば、なかなかの名演だと思うのです(2番はイマイチですが)。ファーストチョイスの演奏ではないですが(苦笑)。

p.s.
ちなみに、ホロヴィッツでもオーマンディ/ニューヨーク・フィルと組んだものは賛否両論ですね。まあ、確かに技術的にも衰えてますし3楽章も落ち着いた味わいになってたりして、ライナーとの録音とはずいぶん印象が違います。
でも、この枯れた演奏もうぐいすは結構好きなんです。オーマンディのバックもうまいですし。
ホロヴィッツのものは、意外とライナーとのものよりもこちらの方をよく聴いてたりしました。
ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま こんばんは

ラフマニノフがソロを弾いている演奏
私も持っていますが、一回しか聴いたことがありません。確かに速いですし、意外にサラッと弾いている感じがしますね〜。作曲家であり、且つ演奏家でもあったわけですから、ああいう演奏が好きだったのかもしれませんね〜。
ホロヴィッツ・ライナー盤は聴いたことがありません、オーマンディ盤で十分な感じがするんですよね、聴き比べれば、それなりの意見が出てくるのかもしれませんが、あの演奏で十分納得という感じがします。その辺りが、ベトベンやモツアルトのコンチェルトとの違いがあるような気もしますね〜。
ラフマニノフのシンフォニーでも、一枚CDを持っていれば、それでもう良いかなって思ってしまうのと同じような感じがします〜。

カルテットのように、色々と聴いてみようという気があまり起こりませんね〜
そんなことはありませんか?

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/04/12 23:42
rudolf2006さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

ラフマニノフの曲は確かに聴く頻度が少ないです。曲の性格上、何度も聴くには結構くどい感じがするのが大きいですかねえ。でも聴いてるときはのめり込んでます。
あと2番みたいに親しみやすい曲は飽きやすいんですが、3番みたいに馴染むまでちと大変な曲はわりと楽しめる感じがします。2番より若干3番の方が聴く機会が多かったりします。

ホロヴィッツは作曲者自身から、このピアノ協奏曲3番について「私よりうまくこの曲を演奏する」と言わしめたそうですね。確かにライナーとの録音はその言葉をうかがわせる内容ですが、オーマンディと組んだものはちょっと違う次元にいっちゃってる感じがして、こちらの方が好きだったりするのです。
うぐいす
2008/04/13 10:15
うぐいすさん、こんばんは。

先日は私も酒気帯び状態のために文章が破綻気味でした。失礼しました。「大公」についての私感は変わりません。第3楽章はスークがいいですね。

ラフマニノフについて…
ルービンシュタイン・オイストラフの2番を注文しました。ご助言ありがとうございます。現在品切れ?のようで少し苦労しました…。
rudolf2006さんに相談を仰いだガブリロフ盤はHMVで取り寄せなので若干時間がかかりそうです。メロスのベートーヴェン後期集(旧盤)も注文してしまいました。全て到着が楽しみです。
カペルやホロヴィッツも考えたのですが、先ずは上記を聴いてからですね。

そう言えば、以前オーマンディでヴォカリーズを持っていました。先日聴いたプレヴィンとは雲泥の差に感じました。この前採り上げられたくるみ割り人形以来何かしらオーマンディづいている気がしますね。
ezorisu
2008/04/13 19:24
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

なにぶん、うぐいすの知識も付け焼刃なところがありますので、必要以上に慌ててました(苦笑)。あまりお気になさらないでください。今後もおかしなところがあればご指摘ください。

ルービンシュタイン盤、最近国内盤で「RCA RED SEAL THE BEST」というシリーズで入手しやすくなってるのもありますが、もう注文できたのなら大丈夫ですね。ルービンシュタインがオーマンディと組んだ2番は、特に2楽章が秀逸ですが、全体としても落ち着いた味わいのある演奏です。

なお、3番に関しては、しんみりというご要望だったので、うぐいすの知る演奏ではなかなか当てはまる演奏をご紹介できなかったのですが、今回あらためて自作自演以外も聴いてみました。しんみり、というのにこだわらなければ、この曲の特質を一番うまく表してるのはやはりアルゲリッチ/シャイーかホロヴィッツ/ライナー盤のように思います。ホロヴィッツ/オーマンディのも枯れた味わいがありますが、しんみりというにはどうでしょう。この曲でしんみりはなかなか難しいかも(笑)。
うぐいす
2008/04/13 21:23

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