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zoom RSS ズスケQのベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番<PA-121>

<<   作成日時 : 2008/04/14 22:36   >>

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ついにHMVから、注文していたズスケQ(ベルリン弦楽四重奏団)のベートーヴェン全集が廃盤との通知です(涙)。
実に4ヶ月待ったんですがねえ・・・まあ、予感はしてましたが。
でも、これでふっ切れましたので、緊急事態ということでハイドンをしばらく置いといて(苦笑)、シャルプラッテンシリーズの最新のリマスター盤を集めていきます。
で、早速この日曜日に近くのCD屋さんで弦楽四重奏曲第8番と10番のカップリングを購入しました。
今回は8番の方、「ラズモフスキー2番」です。

この演奏、
惚れてしまいました(爆笑)

なんて・・・なんてしっとりとして落ち着いた味わいでしょう!
いやあ、噂に違わずズスケQ、素晴らしい演奏ですね。
残響の多いホールでの録音も効果的です。
こんなに落ち着いた感じでベートーヴェンの四重奏(しかも8番)を聴いたのは初めてです。
優雅で情緒的、しかし構成感はしっかりしていて、端正という言葉が相応しい演奏です。
意思の強いがっちりしたアンサンブルとは趣きの違う、とても品の良い演奏です。

うぐいすはこういう雰囲気の女性に弱いのです(自爆)。えっ?ぜんぜん 関係ない?
失礼しました。

この演奏聴いていたら、ウルブリヒQのハイドン「太陽四重奏」を思い出してしまいました。
同じ東欧系の団体の音色って、共通点があるんでしょうかねえ。

他の演奏と比較してみると、バリリQあたりだと温いと感じてしまったりしたのですが、このズスケQのものはそれとも違って、もう少し理性的なものを感じます。でもスメタナQほどまじめな感じでもなく、それよりはもっと肩の力を抜いた感じですね。
う〜んうまい表現が出来ないのですが、要するに、いい意味での「中庸」の美という感じなのでしょうか。

こういう表現をすると、中途半端みたいな印象をもたれやすくて困ってしまうのですが、こればっかりは実際に聴いて頂く他ないかもしれません。
あらゆる意味でバランスの取れた、絶妙な演奏です。

1楽章は大きくゆったりと呼吸をしているかのような落ち着いた遅めのテンポで進んでいきます。2楽章も非常にじっくり歌い込んでいきます。
3楽章のしっとり感も素晴らしいです。でも、特に印象に残ったのは4楽章です。ナハトムジークとでもいうのでしょうか、月夜のもと、窓からそよ風が吹いてくるかのような清々しい演奏!
ホント、絶品です!

今まで、ベートーヴェンに関しては結構意志の強い傾向のある、クセの強い演奏(苦笑)を好んでいたところもあるのですが、やっと、うぐいすにとってのいわゆる「リファレンス盤」として、いつも聴くのに最適な演奏を見つけた感があります。
まあ、他の曲を聴いてみないとまだなんとも言えませんので、しばらく買い込んで聴いてみましょう。

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コメント(8件)

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うぐいすさん、こんばんは!
ズスケのベートーヴェン、素晴らしいですね。独墺系ではこれまで聞いてきた最上のものと思えます。(それでも、リマスター盤に買い換えてはいないのですが…(笑)。)
うぐいすさんのこの演奏に対する表現がよ〜く分かります(笑)。第16番などいくぶん癖のある演奏もあったかと思いますが、旧東独の演奏レヴェルの高さを今日にも伝える名全集と思います。(それでもなお、「第10番はクリーヴランド!」と言わずにいられない凛虞はお喋りですwww)

追伸
URLを入力できるようになりましたね。昨年初めてコメントさせていただいた際には、どのようにするか分からず、匿名投稿のようで気がひけました(爆)。
凛虞
URL
2008/04/14 22:57
こんにちは。
いやー、私もこの曲・この演奏好きなのです
(もっともそんなに何種類も聴いてませんが・・・)。
でもベートヴェンの弦四はズズケ・カルテットで最初に聴いたので
単に刷り込まれているだけかもしれません。。。
でもとてもいい演奏ですよね、やっぱり。
木曽のあばら屋
URL
2008/04/14 22:58
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

みなさまの噂ではいろいろと名演である旨をうかがっていた訳ですが、実際に聴いてみたら一目惚れでしたね(笑)。もしかするとがっちりした演奏が好みの方には合わないかもしれないですが、うぐいすの琴線には触れてしまいました(笑)。今回、ハイドンからベートーヴェンへ方向を一時的に変更しましたので、この際、クリーヴランドQのも注文してみようかと思い始めてます。

URLは最近設定の仕方に気づきました(汗)。このブログにはまだ知らない機能がいっぱいありそうです(苦笑)。
うぐいす
2008/04/14 23:45
うぐいすさま こんばんは

ズスケ・カルテットの演奏
皆さんも絶賛されていますね〜
まだ一度も聴いたことがありません。
どうも東独系の録音は、廉価盤になるか、廃盤になっていっているような気もしますね。でも、日本盤では残っているものもありますね
あるうちに、買っておいた方が良いのかもしれませんね
うぐいすさんの記事を読んで聴いてみたくなりました〜。

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/04/14 23:52
木曽のあばら屋さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

この演奏がベートーヴェンの刷り込みなのですか!これで慣れてしまうと、他の演奏を聴かれたときはさぞかし衝撃的だったのでは(笑)と想像してしまいます。ズスケQ、ホントにやわらかく品の良い演奏ですね。しばらくベートーヴェンはこれを聴きこんでみようかと思います。

しかし、木曽のあばら屋さんのホームページにも寄らせていただいてますが、驚異的なレパートリーの広さですね。うぐいすの知らない曲が勢ぞろいです(苦笑)。つくづく私もまだまだと思いました。
うぐいす
2008/04/15 00:14
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ジュリアードQ、ブダペストQのようなガッチリとした感じではないのですが、この路線の演奏もなかなかいいですよ〜!音色はやわらかいですが、音程とか技術的な面も安定していますし、安心して聴けるのではないでしょうか。1枚何かお好きな曲を購入されて判断してみるのもいいと思います(このシリーズ、全集ではなくバラ売りなので)。
うぐいす
2008/04/15 00:23
うぐいすさん、こんばんは。

同曲で手許にあるのは…またまたブッシュです。
第7番を聴きたくて買った覚えがあります。今回久しぶりに聴きなおすことができました。
さすがBiddulph盤で、1941年の録音にしては(ならびに他のブッシュの演奏および比べて)良い音で聞けます。特に第2楽章がすばらしいと思います。
ブッシュの演奏は時として、録音の良し悪しや演奏の巧拙ではおさまらない音楽を奏でているように思えます。心の隅々にまで染み渡るようなヴァイオリンの響きです。もっとも、女性らしさはかけらもありません。精魂尽くした男の世界(笑)そのものですね。

ところで、ズスケではバッハの無伴奏を聴いてみようかなと思っています。HMVのコメントを見ても評価最高の嵐ですね。いつもいつもクレーメルを聴ける精神状態は保てないもので…。
ezorisu
2008/04/15 21:00
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ブッシュQの中期は9番(ラズモフスキー3番)くらいしか聴いたことがないので、8番はなんとも言えないのですが、確かに男の世界かもしれませんね。当時の傾向とは違ってあまり曲の形を崩さずに、かちっと骨格がしっかりしていてなかなか雄弁ですね。

ズスケの無伴奏も聴いたことないですが、確かに評判良いですね。うぐいすはバッハの無伴奏ヴァイオリンはもっぱらシゲティばかり聴いていますが、今回のベートーヴェンのようにズスケにも開眼してしまうかもしれません。でも優先したいCDがあるのでちょっと後にとっておきましょう(笑)。
うぐいす
2008/04/15 21:20

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