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zoom RSS 誤解してたなあ・・・透明にして繊細!ギレリスの「テンペスト」<PA-138>

<<   作成日時 : 2008/05/24 20:29   >>

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またベートーヴェンのピアノ・ソナタです。
今回は17番「テンペスト」です。
この間入手したギレリスの選集(グラモフォン)をあらためて聴いてます。

う〜ん、うぐいすはどうも、ギレリスを誤解していたようです。
(少なくとも、スタジオ録音のものに関しては)
今まで持っていたのが三大ソナタ(「悲愴」「月光」「熱情」)のセットだったのですが、弱音部は透きとおった音色で非常に繊細な音楽ながらも、強打音の部分に圧倒され、どうにも馴染みづらかったのが正直な感想です。

ところが今回、あらためて選集を順番に聴いていくと、どうにも様子が違うのですねえ。むしろそういう「ド〜ン」とくる強打音は三大ソナタ以外ではあまり聴かれないのです。
後期の29番「ハンマークラヴィーア」をはじめとする30・31番(32番は録音されませんでした)あたりなど、潤いの溢れる、抒情的で透明な音色!非常にすばらしい世界です。
そしてこの「テンペスト」も然り。

うぐいすは「テンペスト」はあんまりガチャガチャ弾くタイプの演奏は苦手です。沈潜とした、幻想的な演奏が好きですね。
バックハウスやリヒテルの演奏も持っていますが、これらは熱演ですごい演奏なのはわかるのですが、どうにも強音部が耳障りに聴こえてしまいます。ナットも、この曲に関しては少し落ち着きがないかなあ、とも思ってしまうのです。

一方、ギレリスはなかなかいいのですよ。
とても、とても繊細な演奏です。今までブレンデルのがしっとりした質感で耳触りもよく、頻繁に聴いてる演奏だったのですが、聴いているうちに意外にもギレリスの方が素朴で繊細かつ抒情的な演奏に思えてきました。

1楽章の沈み込むような幻想的な風情、幻想的というか、瞑想的といった方がいいでしょうか。あと、3楽章の自然でさりげなく流れていく抒情的な歌、しかも音色は透明にして繊細、こりゃあ、すごいですね。

その一方で、ライブはまさしく鋼鉄のピアニストらしい、剛毅な演奏を展開していたようですね。
凛虞さんやrudolf2006さんからお薦めのブリリアントのライブ選集も注文しようと思います(笑)。なんか今年に入ってから特に注文ラッシュで凄い状況です。そろそろうぐいすの妻から文句がでそうな気がします(苦笑)。
お金もさることながら、CD置き場が凄いことになってきています・・・

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コメント(6件)

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うぐいすさま こんばんは

ギレリスのベトベン DG盤 良さそうですよね
ブリリアント盤はライヴ録音みたいですので、DGのスタジオ録音とはかなり違うのかもしれませんね〜。抒情的なピアノなんですね〜
あまり想像しにくいのですが、聴いてみたいものですね〜。

私もこの頃、ちょっとCDを買いすぎているような、爆〜。色々な方に色々なものを紹介していただいていると、やはり聴きたくなってきますよね。聴けるうちに聴いておかないといけないかもしれませんし〜

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/05/24 22:49
うぐいすさん、こんばんは!

堕天使のささやき…うぐいすさん、CD買うのやめましょう。7月までCD買わない月間にしましょう!(激爆)

Brilliant Classicsのギレリス、粗くて豪快です(笑)。録音年代、ライヴということもあるとは思いますが、所謂「鋼鉄のピアニスト」らしいと言えるかもしれません。

うぐいすさんの三大ソナタと他のソナタの演奏のご感想の違いを拝読しつつ、アシュケナージのことを思い出しました。私はアシュケナージの三大はピアニスティックでとても好きですが、後期とかは…orz
凛虞
URL
2008/05/24 23:05
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ギレリスの「テンペスト」、こまか〜く聴いていけばそれなりにダイナミックな部分もところどころあるのですが、そういうところでも三大ソナタなどに比べれば抑制されてますね。全体としてはむしろ弱音部の瞑想的な部分の方に気を惹かれますねえ。こういう演奏をしてたとは、ちと意外でしたよ。2楽章なんて瞑想の極致です。

CDは購入対象をそろそろ絞りこもうかとも思ってますねえ。さすがに収納スペースがやばい状況になってきました(苦笑)。結局棚を増やすしかないんですけどね。
うぐいす
2008/05/25 00:27
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

どうされたんですか、そんな殊勝なお気遣いを・・・って、そんなわけないですね(笑)。欲しいものは買いますよ〜(爆笑)。でもマジめな話、しばらくはちと抑え目にした方がいいかも(苦笑)。

ギレリスのスタジオ録音の選集、結構テンポ遅めでジックリやってるのが多いんですよ。強音はないことはないんですが、丁寧で繊細な表情とスケール感の方をより感じるんですねえ。この選集だけ聴いていると、ライブが「粗くて豪快」という方が信じられないくらいなのです(笑)。初期の方はまだあんまり聴いてないですし、たまたま聴いた曲がそうなのかもしれませんが(そういえば「ワルトシュタイン」も聴いてないなあ)。

アシュケナージは後期が・・・ですか。それではおそらく買うことはなさそうですね。っていうか、そんな余裕がなくなってきてるし(笑)。
うぐいす
2008/05/25 00:46
うぐいすさん、こんばんは。
現在、手許にあるテンペストはグルダ盤です。最初皇帝(指揮はシュタイン)が目当てで買ったのですが、その後究極の名盤フィッシャー/フルトヴェングラーを入手したため吹っ飛んでいたものです。グルダは好きなピアニストでした。今でもモーツァルトの協奏曲(アバド)は思いだしては聴いています。ベーゼンドルファーの音が柔らかく綺麗で同じピアノなのにバックハウスとの響きの違いを感じます。
Brilliantはたしかオランダのレーベルだったかと思いますが、録音状態はいかがでしょうか。DOCUMENTSやYEDINGほどひどくはないと思いますが、悪くなければ買いたいCDがあるので音質面のご教示をいただければと思います。
凛虞さんのアドバイスはもしかしたら7月におすすめ盤が出る伏線かもしれませんね(考えすぎ?)。
ezorisu
2008/05/25 23:08
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

「皇帝」はE.フィッシャーもグルダも好きですね。
でも最近はこの曲から遠ざかってますが。本日エントリーしたケンプの「皇帝」で久しぶりに集中的に聴いてます。

ちなみにブリリアント盤はこれから入手の予定でして、まだ聴いてないんですよ。入手したらまた感想載せますね。
うぐいす
2008/05/26 00:12

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