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シベリウス・チクルスもついに最終回、今回は第7番を取り上げます。 おそらく、シベリウスの交響曲中、もっとも幻想的な曲でしょう。 曲の長さももっとも短いですね。 この曲の完成は1924年、6番とほぼ同時期ですね。作品番号も6番の次です。 初演時は「交響的幻想曲」と名付けられてたとか。交響曲として番号が与えられたのは翌年らしいです。 確かに、この曲は単一楽章ですし、内容も非常に幻想的で交響詩に近い感じがしますが、表題とかはありません。 いやあ、実は学生時代にこの曲聴いたことあったのですが、短い曲なのに眠ってしまったのですよ(苦笑)。まだ、深遠な後期の世界の魅力に気がつかなかった頃ですね。 今ではもう大好きな曲なのですが。 最初の序奏、アダージョは冒頭、ティンパニの打音に続いて弦がゆっくりゆっくりと音階を上昇していきます。 厳粛な雰囲気で曲が進みますが、木管が特徴的な主題を提示し、次第に活気が出てきます。 祈るような弦や金管の全合奏もたまりません。オーロラを仰ぎ見るようなスケールの大きさです。 メノ・アダージョの神秘的な木管と弦の掛け合いも素敵です! その後のヴィヴァーチシモの木管のおどけたようなリズムと、ポコ・ラレンタンド・アル・アダージョの雄大なトロンボーンなど金管の厳かな盛り上がりとの対比もいいですね。 その後のアレグロ・モルト・モデラートの優雅に踊るような特徴的なリズムの旋律、ここら辺はこの曲の中で最も親しみやすいかもしれません。 この曲の魅力に気がついた頃、この旋律が頭にこびりつきましたねえ。 プレストにくると、弦がざわめきとなってそれが次第に盛り上がり、金管のコラールが鳴り響き、頂点を形成します。 その後ヴァイオリンの沈痛な歌が鳴り響き、また厳かな雰囲気に戻りますが、最後のドミナント〜トニカの圧倒的な迫力の全合奏! 怒涛の響きで鳴らし切って曲を終えます。いやあ、この力感、素晴らしいですねえ!! この最後の数分だけ聴いてても興奮してしまいます。 この曲の演奏、カラヤン/ベルリン・フィル('68)、バルビローリ/ハレ管、ベルグルンド/ヘルシンキのものをよく聴きます。 カラヤンは相変わらず大宇宙的なスケール、大地が鳴動するような圧倒的なスケールですね。 ただ、7番にはちとスケールがでかすぎる演奏かもしれません(苦笑)。 慣れると、これはこれで興奮してしまうのですが。 バルビローリのはもっと手作りの演奏という感じですね。 ベルグルンドの演奏は素朴で暖かな手触りです。 あと、番外編に書いたコリンズのも意外と気に入ってたりします。 さあ、とうとう、全7回のシベリウス・チクルスもとりあえず今回で完結です。次回はシベリウス交響曲チクルスのエピローグとして(番外編その2)をエントリーします。 今回のシリーズでまだまだ知らない演奏があることを痛感しました。 番外編のような、新たな演奏との出会いがありそうです。 折に触れて、また入手したら取り上げて行きたいです。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/06/17 22:25 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/17 23:22 |
うぐいすさま お早うございます |
rudolf2006 URL 2008/06/18 05:59 |
rudolf2006さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/18 21:02 |
シベリウスの第7交響曲は3月に地元のオーケストラの定期演奏会〜オール・シベリウス・プログラム〜で初めて聴きました。わずか20分かそこらに色々なものが凝縮されているような印象を受けました。まるで厳選素材を使用したお弁当のようでした。第1・第2・第5はCDを持っていますが、肌が合わないというか現在の自分には今一つピンとこないのですが、第7はすんなりと聴くことができました。 |
AS 2008/06/19 21:30 |
ASさん、初めまして! |
うぐいす 2008/06/19 22:06 |
うぐいすさん、ごあいさつもせずにいきなり書き込みをしてしまいすみません。順序が逆になりましたが、はじめまして。これからも訪問しますので、よろしくお願いしますm(__)m。シベリウスの第4交響曲、一度聴いてみたいと思います。 |
AS 2008/06/19 22:34 |
ASさん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/19 22:57 |
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