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シベリウス・チクルス第3回目、今回は第3番を取り上げます。 後期の作品群への入り口または過渡期とも言われる作品です。 しかし、なんか調子よくここまですいすい来てしまいました(笑)。もっと難航するかと思っていたのですが。まあとにかく、書ける時にはなるべく進めてみますね。 国際的な名声も得たシベリウスは一時期酒に浸ったり、浪費癖で家庭を困らせたりしてたらしいです。 健康を害し、創作意欲も薄れてきたため、その後「これはいかん!」と一念発起し、1904年、ヘルシンキ郊外のヤルヴェンパーに山小屋風の家を建てて引っ越しました。 夫人の名前をとった、有名な「アイノラ荘」ですね。 これが転機となって、深い深い後期の傑作群への入り口、交響曲第3番を書き上げたそうです。この曲が完成したのは1907年。 しかし、自分の家に奥さんの名前つけるのってどうなんでしょうか・・・うぐいすはこっ恥ずかしくて無理ですわ(苦笑)。 まあ、それだけ家族にも愛情を注ごうという意欲の表れなんでしょうけどねえ。 この第3番ですが、たぶんシベリウスの交響曲の中では一番演奏されないんじゃないでしょうか。 CDもこれ単独で話題になるなんてことなくて、大体は全集の中で録音されてるだけです。 この曲、確かに1・2番のような劇的な盛り上がりはないですね。 4番以降のような底が見えない深さもまだなくて、こじんまりとうまくまとまった佳品といった感じでしょうか。 確かに・・・確かにメジャーにならないのはわかるのですが、でもですねえ〜、この曲もうぐいすは好きなのですよ。小さくても真珠のようにキラリと光る名品だと思うのです。特に2楽章が堪らなく好きなのですよ! 低弦のおどけたようなリズムで始まる1楽章、非常にとぼけたような明るい曲想です。その後出てくる旋律もどこか東洋的というか、中国的な雰囲気もあります。 その後、憂愁を漂わせるメロディも情緒豊かでいいですねえ。 全体的に基本的には非常に伸びやかな楽章ですね。 そして2楽章! 厳かな金管の伸ばしの後、弦のピチカートにのって歌われる木管の、哀愁漂う音色! もうこれが好きで好きで!本日だけで多分、5,6回以上聴いてるかも(苦笑)。 この後、弦にメランコリックに歌い継がれ、再び木管同士でこのメロディの掛け合いがされるのが・・・ああ、なんて愛らしいんでしょうか。 ちなみにこの楽章って、グリーグの劇音楽「ペールギュント」の、「オーゼの死」や「アニトラの踊り」とか思い出してしまうんですよ。 グリーグはノルウェーですし、お国が違うんですが、どこか共通するものがあるんでしょうかねえ(って、そう感じるのはうぐいすだけかな?)。 とにかく、この曲の存在意義はもう、この2楽章だけでも十分!とまでうぐいすは思ってしまうのです。 この楽章、もっともっと世の中で語られてもいいと思うんですがねえぇぇぇぇ〜。 そして3楽章、実はこの楽章はスケルツォ的な部分とフィナーレ的な部分から構成されてます。 この楽章になるとメロディの断片がいくつも重ねられている感じですね。 少し後期の片鱗がうかがえます。ここら辺は確かに聴くコツみたいなものが必要なところかもしれません。それでも、この曲は相変わらず愛らしさが感じられますね。最後も結構あっさりと、さりげなく終わりますね。 よく聴くのは、やはりベルグルンド/ヘルシンキ・フィルです。素朴で暖かい手触りのある一品ですね。 あまり大げさになりすぎず、ありのままの曲の魅力を聴かせてくれます。 あと、バルビローリ/ハレ管のも相変わらず技術的にはうまくないですが、情感のこもった、味のある演奏でいいですね。 さて、次はいよいよ後期の作風が本格的になってくる4番です。 ここまで順調に毎日更新できましたが、次回は1日間をあけさせていただきます。なぜかというと、4番は大好きでいろいろと書き込みたい曲なので、おそらく1日では書き上げられないと思うのです(笑)。 |
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シベリウスの交響曲第3番 ハ長調 コリン・デイヴィス/ボストン響
三が日を過ぎて少し気温が下がりました。 寒くなると、シベリウスを聴きたくなりますね。今年はシベリウス・イヤー、没後50年だそうです。 シベリウスを知ったのは、以前「トゥオネラの白鳥」にも書いたように、福永武彦の小説からでした。 というより、クラシック音楽の世界を知ったのが、福永を読み出したからでした。 古い話です。彼の小説は殆どが文庫版になっていたのに、今は殆どが絶版だそうです。(のすけの母さん〜「音楽のある暮らし(そして本も)」〜からお聞きしました)・・・・・ああ、処分するんじゃなかっ... ...続きを見る |
クラシック音楽のひとりごと 2008/06/10 08:12 |
シベリウスの交響曲第3番 マゼール/ピッツバーグ響
冬に逆戻り、寒い一日でした。 氷雨であります。夕方からはみぞれになりました。雪になるかもしれません。 ...続きを見る |
クラシック音楽のひとりごと 2008/06/10 08:13 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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うぐいすさま こんばんは |
rudolf2006 URL 2008/06/09 23:12 |
rudolf2006さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/09 23:32 |
シベリウスの第3交響曲、イイですね。第2楽章がホンマにキレイですね。 |
mozart1889 URL 2008/06/10 08:11 |
うぐいすさん、こんにちは。 |
ezorisu 2008/06/10 10:38 |
mozart1889さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/10 20:49 |
ezorisuさん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/10 21:02 |
うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/06/10 21:52 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/10 22:43 |
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