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最近涼しくってすごく気持のいい天気が多いですね。 今日は午後から雨が降ってきましたが、昨日と今日の午前中はいい天気でした。 毎日出勤するとき、もう会社にいくのやめてそのまま散歩に出かけてしまいたい衝動に襲われます(苦笑)。 やっと休日になりましたので、昨日今日の土日は思いきり散歩に出かけました(喜)。 さて、昨日フィッツウィリアムQのショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集とターリヒQのベートーヴェン弦楽四重奏曲全集が届きました。 ベートーヴェンの方はまた後ほど書くとして、今回はフィッツウィリアムQのショスタコーヴィチです。 フィッツウィリアムQはイギリスの団体ですね。もうすでに解散してしまいましたが、実はショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を、ロシア系以外の団体では世界で初めて完成させた団体だったりします。 録音の数が少ないのですが、他にシベリウスの四重奏なども録音していたかと記憶しています。 なんというか、ロシア(旧ソ連)の団体(ボロディンQ・ベートーヴェンQ・タネーエフQ、等々)に代表されるような分厚く野太いダイナミズムとか、特にボロディンQで感じられた、ピンと張ったような厳しく冷徹な演奏、というのとは一線を画した、ずいぶんと洗練された演奏です。 ここでは、ショスタコーヴィチがソ連という国家体制に苦しめ続けられたといった背景から、各曲が解放されているように思いました。 非常に一般化・標準化された上で明快に生き生きと曲「そのもの」の本質が表現されているように聴こえます。 この演奏は非常に清冽・爽快で、ショスタコーヴィチという人間性や彼の人生の背景を読み取ろうとする方には少々物足りないかもしれませんね。 でも、この演奏はショスタコーヴィチの四重奏が特別な位置づけの曲ではなく、一般的にも受け入れられる形に「変換」された純音楽的な表現に近いものではないかと思います。 大げさに言うと、ある意味、この演奏が発売された時ショスタコーヴィチの再発見・再認識の第一歩になった演奏なのかもしれません。 したがって、ショスタコーヴィチの音楽にいまひとつ馴染めない方は、まずはこの演奏から入ってみるのも手かと思います。 さすがにこの演奏をもって「ショスタコーヴィチの曲」を理解した、と言うのは難しいと思いますが(彼のホントの心情が表出されているのはやはりロシアの団体のものだと思います)、この演奏はあまり深追いせずに音楽を楽しみたい方々に対して、彼の純音楽的なエッセンスを示すのには最適な演奏じゃないかと思うのです。 ・・・などと、クドクドと書き連ねましたが、要するに、うぐいすはこの演奏、わりと気に入ったわけです。 何気に気軽に聴けるので楽ですね。 今はまだ全曲を「しっかり」聴いたわけではなく、ざあっ〜と全曲飛ばし聴きした感じです。個人的には、後期に行くほどちょっと軽いかな〜とか、レガート気味な音の処理(6番1楽章冒頭や9番の5楽章など)とかが冗長な感じもするかな?とか、不満を感じるところもあるのですが、まあ、それはそれとして全曲楽しめました。 でも、やはりその清冽な表現がぴったり合っているのは初期の曲ですね。 1〜7番あたりは結構この演奏で聴きたくなりますね。 とくに4番と6番。 あと、8・10・11番あたりもよかったです。 特に、8番はさっぱりショスタコーヴィチの思いを洗い流してしまって明快に再構築した感じがかえって潔さを感じました(笑)。 これなら、ショスタコーヴィチ嫌いの方でもついていけるかも?(笑) 12・13番も個人的にはこういうのもいいかな?と思います。 でも、14・15番はさすがに軽すぎかな〜。 まあとにかく、この演奏は眉間にしわを寄せて聴くタイプではないところがポイントではないかと思っています。 |
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