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zoom RSS 謹賀新年です!:トスカニーニのメンデルスゾーン「イタリア」<PA-199>

<<   作成日時 : 2009/01/02 23:40   >>

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みなさま、あけましておめでとうございます。
本日、実家から帰ってまいりました。
昨年は当ブログを読んでくださった方々には格別のご愛顧いただきまして、まことにありがとうございました。
今年もマイペースでぬる〜く好き勝手(笑)にやっていこうと思いますのでよろしくお願いいたします!

さて、新年一発目のエントリーということですが、今年はメンデルスゾーン生誕200年なんですね。
ピアノ三重奏曲第1番はもう取り上げてますし、ここはひとつ交響曲にいってみようかな〜と。新春らしい曲を考えたのですがどうもこれしか浮かびませんでした。
交響曲第4番「イタリア」です。昔から名盤と評判のトスカニーニ/NBC響('54)の演奏です。

この曲、うぐいすはいまだにトスカニーニの呪縛から逃れられてません。
いや、もっと録音も良くて美しい演奏はいっぱいありますし、いいかげん他の演奏に熱中したいとも思うのですが、どの演奏聴いてもトスカニーニのダイナミズム溢れる情熱的な演奏と知らず知らず比べてしまってるのですよ。

なんちゅうか、うぐいすはメンデルスゾーンって、実はあんまり音が艶やかに磨き抜かれてたり、ロマンチックな演奏は好きではなかったりして(苦笑)。
以前にも書きましたが、たとえばヴァイオリン協奏曲などもオイストラフとかパールマンのような美音かつロマンチックな表情でやられるとダメなのです。曲そのものがロマンチックなので。
たとえば、ハイフェッツのような厳しい男の背中を感じさせるような演奏でちょうどよいんじゃないかなあ、と思ってしまうのですよ。

もっとも、例外もあるんですが。たとえば、ピアノ三重奏曲第1番はスーク・トリオのような演奏も好きなんですけどね。これとて、あまり艶やかというよりは、バランスの良い、端正ですっきりとした部類に入ると思うんですけどね(と言い訳してみたりして)。

逆に、たとえばカザルス・トリオですが、ティボーのロマン的な奏法がメンデルスゾーンの場合にはどうにもうぐいすの好みに合わないのです。あと、カザルスの音もこの曲には情熱的すぎてちと暑苦しいかも(爆)。
(あっ、でもカザルス・トリオは「大公」とかシューマンのトリオは最高なんで、それらはよく聴くんです!カザルス・トリオ自体が嫌いなわけではないのです)

ちょっと脱線しましたが、「イタリア」についても、あんまり音色の美しさや甘さに特化してたり、ロマン的な色香のある演奏は苦手なのです。

トスカニーニの演奏は生前はザッハリヒとも言われはしたそうですが、今となってはその情熱的なカンタービレはある意味ロマン的な部類に入らなくもないかもしれません。まあでも、そのアプローチが全然違いますから、普通の意味ではロマン的、というのには当てはまらないでしょう。(そもそもトスカニーニの演奏をロマン的なんて言う人、あんまりいない?)

緊張感溢れるキビキビと引き締まったリズム、明快で一直線に突き抜けてくるフォルテなど、聴いていて気持ちがいいですね。
1楽章と4楽章のダイナミズムはいまだに他の演奏では満足できません。
ティンパニと金管の扱いがうまいですね〜。また、木管が8分の6拍子を刻む音の明快なこと!
あと、2楽章と3楽章のカンタービレも力強いながらも情感があふれていて素晴らしいのです!

比較的録音の良い演奏なら、ショルティ/シカゴ響のもいいですね。
でも、トスカニーニとくらべるとスマートな気がしてしまうのです。
トスカニーニ/NBC響の演奏、いつまでも色褪せない名演だと思うのです。

新年最初のエントリーはこの曲・演奏から始めましたが、今年はこの演奏のように明快で明るく、情熱的な年にしたいと考えております。
・・・といいつつ、適度に力も抜こうと思ってますが(爆)。今年もゆるりとお付き合いくださいませ(笑)。

p.s.
さて次回のエントリーは、ついに<PA-200>となります(まあ、この番号も随分と気ままなつけ方してましたけど)。
実は<PA-001>がワーグナーから始まりましたので、記念すべき200回もワーグナーのオペラで行こうかと思います。

年末に、長年求めていた演奏を入手したのです。
今はもう廃盤になってしまってますが、偶然、中古CD屋さんで見つけたので入手してしまいました。
「1962年」「×××××」ライブの「○○○○○ー」です。
いい加減このノリ(もったいぶった伏字)やめた方がいいかな〜(爆)。まあ、もうみなさまわかるでしょう。
ちなみにこの演奏、上記のキーワード3つでググルとすぐ出てきてしまいます(激爆)。


メンデルスゾーン : 交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
BMGメディアジャパン
1999-05-21
NBC交響楽団
ユーザレビュー:
空前絶後巨匠トスカニ ...
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コメント(8件)

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謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り有難く御礼申し上げます。うぐいすさんとご家族のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

「イタリア」は苦手な曲なのですが、うぐいすさんが言及されたトスカニーニとショルティならば、なんとか聞けるというレベルです(汗)。ただし、意外にも(?!)ショルティ&シカゴよりも、ウィーンフィルとの実況録音が気に入っています。

PA-200は100に続いてワーグナーなのですね!楽しみにしています!伏字ばかりでよく分かりませんが、私はパリ版(ウィーン版)は…(爆)。

本年も宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
Niklaus Vogel
URL
2009/01/03 00:10
うぐいすさま
新年、明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いいたします。

新年第一回のブログが、マエストロ・トスカニーニの演奏、嬉しい限りです。マエストロの演奏を好んで聴くようになってから、もう何十年と経っています、爆〜。

マエストロの演奏、極めてローマンティシュな演奏だと、私も思います。あの情熱的な指揮がザッハリッヒではあるはずがないと〜。マエストロの音楽、どこを取ってみても、彼の音楽に対する情熱に溢れかえっている演奏だと思うのですよ。
メンデルスゾーンも、良いものですよ。ヴァーグナー、ブラームスも良いですが〜。
あの厳しい演奏、それでいて、心の温かさが伝わってくる名演だと思っています〜。

今年も宜しくお願いいたします。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/01/03 00:19
Niklaus Vogelさん、あけましておめでとうございます!昨年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

そうですか、「イタリア」は苦手なんですか。かくいううぐいすも好んで聴くかというとそんなに頻繁には聴かないかも。実際、この曲聴くのはほとんどトスカニーニの演奏だけですし(苦笑)。でも聴いた後はいつも元気をもらってる演奏です。うぐいすはトスカニーニのあまりいい聴き手ではないのですが、やはりこの「イタリア」とレスピーギのローマ三部作は別格かと思います。

パリ版は序曲から本編へつながる部分がどうにも冗長ですね。うぐいすはここの部分はよくすっ飛ばして聴いてます(笑)。そもそもこの曲は満足できる演奏が・・・って、おっと、あんまり種明かししすぎると書くことなくなるのでこの辺までで(爆)。
うぐいす
2009/01/03 01:16
rudolf2006さん、あけましておめでとうございます!昨年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

そうなんですよ。トスカニーニって、そのフレーズの表現は結構情熱的な演奏してますよね。あの強靭なカンタービレはすごいです。実は、うぐいすにはトスカニーニの演奏は古典派の音楽など、時としてその強靭なリズムが硬直化して聴こえちゃったりするのですが、逆にロマン派以降の音楽でああいう演奏をされると有無を言わさぬ説得力があるかなあと思ってます(前にどこかで書きましたっけ?)。トスカニーニの演奏はシューベルトの「未完成」や「グレート」とかも好きですね〜。
うぐいす
2009/01/03 01:31
うぐいすさん、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします!

「イタリア」は良い曲ですよね。私も大好きです。
トスカニーニ盤は昔LPで聴いて非常に気に入って、CD化されてリフレッシュされた音で更に気に入りました。トスカニーニはロマンティックと言うと少しイメージが違うかなぁ。徹底的なカンタービレなんですよね。イタリアオペラのそれです。だからテンポが速くても関係なく非常に良く歌うのです。それと強靭なリズムとテンポも最高です。
何故トスカニーニがメンデルスゾーンに合のうかというと、両者の音楽が健康的で(よくあるロマン派の不健康さが無い)一気呵成に展開する要素とカンタービレの要素ではないかと思っています。ヴァイオリン協奏曲には古いハイフェッツ/トスカニーニ盤が有りますが、それなどもその典型的な演奏だと思います。

ですので逆に不健康な要素の強いドイツロマン派の音楽での彼の演奏は余り好んでいません。
ハルくん
URL
2009/01/03 01:44
ハルくんさん、あけましておめでとうございます!昨年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします!

健康的か不健康かでトスカニーニの演奏をカテゴリー化するのは目から鱗が落ちる思いですね。そう言われればそのとおり、トスカニーニの音楽は健康的ですね〜。そう考えるとうぐいすの場合、逆に健康的すぎるとかえって疲れてしまう場合もある、ということかなあ。たとえばベートーヴェンは音楽自体の意志の力が強いため、同じ路線でガンガンつき進められると一本調子でキツイ感じに聴こえるのですよ。同じ健康的でキビキビした演奏でも、E.クライバーみたいなフレキシブルな演奏なら好きなんですけどね〜。

あとロマン派以降の曲でも、不健康な要素を消して聴きたい曲なんかが合うなあと思ってしまったりして(笑)。うぐいすはシューベルトの「未完成」や「グレート」などはロマンティックすぎるのと涅槃にイッチャッてる(苦笑)感じが苦手で滅多に聴かないのですが、トスカニーニならちょっと聴いてみよう、と思うのです(シューベルトはフルトヴェングラーの演奏は苦手なのです)。トスカニーニの新たな聴き方を教えていただきました。
うぐいす
2009/01/03 08:56
トスカニーニのベートーヴェンは実は私も苦手です。
ベートーヴェンには強さの中にも弱さが隠れていて欲しいと思うのですよ。トスカニーニは「シベリウスの音楽をするのにフィンランドの自然を知る必要なんか無い。スコアに全て書いてある。」なんて言っていますが、そんなことは無いだろーって思うのです。
ベートヴェンもあんなに力強さで迫られるともう少し内面の葛藤とか屈折とかを感じたくなります。
その点、父クライバーにはそれが失われていないですよね。私も好きです。むしろ息子クライバーのベートーヴェンの方が健康的で私は苦手にしています。
ハルくん
URL
2009/01/03 10:57
ハルくんさん、再度のご来訪ありがとうございます。

そうですねえ、トスカニーニの演奏は意志の塊なので、「これでいいんだ!」みたいな疑問の余地を挟ませない感じがありますね。それに加えてうぐいすの場合は、ベートーヴェンをデリケートな部分も含めて力強いカンタービレで通してやられると息が抜けなくて疲れちゃうのですよ。でもその意志の強いカンタービレこそがトスカニーニのいいところだったりするので、曲の好みにより聴き分けということになりますね。

C.クライバーのベートーヴェンも健康的ですが、こちらは重厚さが後退して彼の持ち味である音楽の軽快さや流麗さが前面に出ていますね。4番とか7番は人生考えながら聴く聴き方ばかりではなく(笑)、リズムの祭典といった趣もありますし、合ってるんじゃないでしょうか。でも確かに5番はどうかなあ。うぐいすもC.クライバーの演奏はあんまり聴きませんねえ(苦笑)。
うぐいす
2009/01/03 12:01

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