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zoom RSS スメタナQの「死と乙女」(1978年名古屋ライヴ)<PA-219>

<<   作成日時 : 2009/03/09 21:49   >>

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前回のエントリーで、先週の金曜日に会社帰りに中古CD屋さんに行ってきたことを書きました。
その際に入手したCDですが、実は室内楽の演奏もありまして。
それが本日エントリーの、スメタナQのシューベルト「死と乙女」です。
1978年の名古屋でのライヴ録音、DENONで当時の売りだったPCM録音です。

いやあ、それにしても懐かしい!
この演奏は大学時代によく聴きました。
以前久しぶりに聴こうと思い、CD持っていたかな〜と棚を漁っていたのですがなくって、実はエアチェックしたカセットテープで持ってました(苦笑)。
う〜ん、これはいつかCDを入手せねば・・・と思っていたわけです。

で、中古CD屋さんで例のフルニエ/バックハウスのブラームスを見つけて踊るような気持ちでいたところにこのCDも見つけたものですから、思わずガッツポーズを取ってしまいましたよ(苦笑)。

なんていったってこの演奏、漲る緊張感と熱気がすごいのですよ。
全曲通じて速めのテンポ(全4楽章で33分くらい!)で一気呵成に進みます。
しかもライヴということもあり、スメタナQ特有の豊かで美しい音色に加えて、ダイナミックで非常に雄弁な表現で、とても気迫のこもった演奏です。
まるで何かがのり移ったかのようにドンドン追い込んでいく様がすごいですよ〜。

スメタナQは、スタジオ録音では特に80年代以降が顕著ですが、造形とか構成感は素晴らしいものの、時折緊張感が薄れて弛緩したようにも聴こえてしまう瞬間がままありました。
(80年代の新しい方のベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲など)
しかし、この「死と乙女」のライヴは正に一期一会ともいえるくらいの熱気あふれる演奏です。

信じられないのは、この演奏が廃盤になって久しいことです。
ここ何年か、ネット上で検索しても出てこないんですよ。
DENONでCREST1000シリーズあたりで復刻してくれれば良かったのに・・・と思うのです。

今や、忘れられた「名盤」になってしまっているような気がします。
この演奏、個人的にはアルバン・ベルクQなどよりも上かと思ってるんだけどな〜。

ちなみに、カップリングとして1980年神戸でのドヴォルザーク「アメリカ」も入ってまして、これまた名演です。

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コメント(6件)

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うぐいすさん、こんばんは。

スメタナSQは僕にとっては非常に懐かしい存在なのですよ。学生時代に日生劇場のヤナーチェクのオペラ公演を観に行った時に、たまたま来日中の彼らが4人で観客として来ていたのです。当時僕はVaを弾いていましたのでシュカンパ氏が大のお気に入り。短い会話をして握手をしてきました。本当に優しい笑顔でした。他の三人もまた同様でした。

ブログにも一度記事にしましたが80年神戸でのアメリカは彼らのベストです。あれも廃盤で、もっと落ちる演奏がCDで発売されています。まったくもって情けない話ですよ。
ハルくん
URL
2009/03/09 22:43
ハルくんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

スメタナQはどのパートも豊かな響きで素晴らしいですが、シュカンパのVaも良かったですね〜。Vcのコホウトが全体を引っ張っているせいか、4声がバランスよく響いてました。
本文でも書いてますが、80年代以降のスタジオ録音は必ずしも好みと合うものばかりではないのですが、60〜70年代のスタジオ録音やライヴ録音に外れは少なかったかもしれません。80年の神戸ライヴも有名ですねえ。これも廃盤でしたか。ホントにどういうことなんでしょうか・・・
うぐいす
2009/03/09 23:09
うぐいすさん こんにちは。

ご不沙汰をいたしました。お元気そうで何よりです。当方は花粉症の真っ只中で弱っています。

今までスメタナQも聴かず嫌いで来ましたが、今回のコメントを拝見してご紹介盤を秘密のルート(笑)で取り寄せます。果たしてスメタナの「死と乙女」から「乙女」は現れるのでしょうか?後日、感想を書かせていただきます。

最近聴いた中ではアーノンクールのモーツァルト25番・40番(AC0/1983)がハラハラドキドキでお気に入りです。オーケストラの迫力も抜群ですね。
ezorisu
2009/03/10 11:54
ezorisuさん、こんばんは。お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

うぐいすの会社の同僚も花粉症で悩んでますねえ。うぐいすは幸いにしてまだ発症してませんが、積み重ねで体の限界量を超えると突然発症するようなので、用心ですね。

しかし、秘密のルートですか(笑)。いろいろルートがあるのですねえ。今回の演奏ですが、特に3楽章以降、ここまで一気呵成に弾ききっていく演奏って他に知らないので今聴いても新鮮です。「乙女」が現れるというよりは全速力で走りぬけて去っていく感じでしょうか(爆)。ウィーン・コンツェルトハウスQとはまた違う味わいですね。感想楽しみにお待ちしております。
うぐいす
2009/03/10 21:46
うぐいすさん、こんばんは。

宣言どおり秘密のルート(笑)で取り寄せました。先週から毎日のように聴いたのですが、どうもうぐいすさんとは感じるところが違うようです。お書きのように「乙女」らしき姿がちらっと見えたかと思うとさっさと走って行ってしまった感じです(笑)。私にとって往年のブッシュがダントツ、以下コンツェルトハウス、カペー、アマデウス、イタリア、アルバンベルク、エマーソンという順番です。これでご察しの通り、劇的で情感のあふれた方向性が好みです。この点今回のスメタナは演奏は巧いし録音も良いのですが節回しが現代的かなという印象です。併録のアメリカもすばらしいですが、こちらもアマデウスの玉座は揺るぎません。
フルニエ/バックハウス盤は手許にあります。これから聴きます。
ezorisu
2009/03/18 21:31
ezorisuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

残念ながら、お好みには合わなかったようですねえ。うぐいすは以前にもちょっと触れてましたが、シューベルトはあんまり情緒たっぷりなのが苦手でして(苦笑)。スメタナQの演奏はその点、一気呵成に走り去っていくのが心地よいのですよ。まあ、これも好みの違いということで。そのくせ、ウィーン・コンツェルトハウスQの「死と乙女」とか弦楽五重奏曲は好きだったりするので、なんとも節操のない好みですが(苦笑)。
うぐいす
2009/03/18 21:58

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