Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)

アクセスカウンタ

zoom RSS 1975年バイロイトのC.クライバー:「トリスタンとイゾルデ」<PA-227>

<<   作成日時 : 2009/04/04 23:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 4

今日は午前中から昼にかけてはいい天気でした!
桜も咲きだしてまして、絶好の花見日和でした。本日の夕方くらいからまた天気が崩れるというのを天気予報を見て知ってましたので、朝早くに花見がてら散歩に出かけました。
近所で桜が有名な通りがあるので、そこを散歩して桜のトンネルをたっぷりと堪能してきました。

あと、朝早くに散歩に出かけた理由は他にもありまして。実は夕方から歯医者で抜歯する予約を入れてたのです(苦笑)。
歯を抜いた後だと花見をしようという気にならないと思い、それまでに桜を堪能しておこうと(笑)。
抜いたのは親知らずなんですが、骨も削ったりしているので明日以降腫れますよ、とも歯医者さんから言われてます(苦笑)。でも、今のところは想像してたよりも痛くなってないのでホッとしてます(痛み止めのおかげか)。

そんなこんなで、歯を抜いた後に音楽を聴いてるわけですが、今回はC.クライバーのバイロイトでの「トリスタンとイゾルデ」の1975年盤です。
またまた、昨日中古CD屋さんでゲットした一品です。
レーベルはMemoriesです。

うぐいすはC.クライバーのバイロイトの「トリスタン」については、1月に1974年盤をゲットして、ブログにもエントリーしてました。
リゲンツァのイゾルデが良くって、結構気に入ってるのです。

C.クライバーはバイロイトには1974年・1975年・1976年と3年連続で出演してまして、いずれも「トリスタン」を振ってます。
他の年代のも、もし安く売ってたら入手してみようかな〜と思っていたのですよ。でまあ、たまたま中古CD屋さんにいったら1975年盤が安く出てまして、思わず入手してしまいました。

しかし、じつは個人的に一抹の不安がありました。
以前のブログでも書いてましたが、うぐいすがゲットした1974年盤はHYPNOSというレーベルのもの(もちろん海賊盤)で、「ステレオ」録音なのです。

一応、HYPNOS盤はCDにも1974年と書かれてますし、ネット上でも1974年という紹介をされてます。
しかし、今HMV等で売ってるOpera Doro盤や、ワーグナーの楽劇をまとめたBOXものなどでは74年盤が「モノラル」って書かれてるのです。
ここでいろいろ疑念(笑)が出てきて、「HYPNOS盤はホントに74年盤かな?もし、実は中身は75年のものだった、なんて話になると、今回のMemories盤は重複しちゃうなあ〜」などと思ってしまいまして。

で、今回Memories盤を聴いてみたのですが、正直ホッとしました(笑)。
明らかにHYPNOS盤とは違う演奏でしたよ。
もしかすると、HYPNOS盤は擬似ステレオなのかな?それにしては結構クリアな音なんだよな〜・・・

そんなこんなで、そろそろ1975年盤の話に行きますが(苦笑)、歌手は前年の1974年とほぼ同じキャストですが、Niklaus Vogelさんからの情報だと、舵手とかが違うようですね。HYPNOS盤ではここまでのキャストが書いてなくって(苦笑)。

なので、まあ、基本的には解釈も大きくは変わりませんし、歌手についての印象も大きくは変わらないので、1974年盤の感想と概ねは同じですね。
でも、やはり1974年盤も1975年盤もライヴですから、細かなところは違ってます。

実に大まかに言ってしまうと、1974年の方が形としてはまとまっています。そういう意味では、ライヴとしてのキズが少ないと思います。1975年になると、主役二人が少し演技が情熱的な方向に入りこんでいる感じがあります。C.クライバーも少し表現が濃くなってるとこもあります。1974年盤の方が安定感がある感じですかね。
1975年盤は情熱的だけどせわしない感じがするところも場所によってはあるかな。
なので、「面白いなあ!」と思う部分もあるのですが、逆に、のめり込みすぎて失敗してるとこもあります(笑)。

たとえば、二幕の初めの方でマルケ王の留守に忍んでトリスタンとイゾルデ二人が出会うところ、非常に劇的な場面なわけですが、ここの演技への入り込み方は1974年盤よりも1975年盤の方が情熱的な感じなのですよ。
1975年盤の方が、「人目を忍んで、やっと会えた!」っていう、嬉しくてしょうがないといった感じなのです。うぐいすは好きですが、聴き方によっては落ち着きがなく聴こえるかも。

あと、ここでしばらくするとリゲンツァが勇み足で早めに入ってしまう部分がありまして、ちょうどここでC.クライバーが金管をデフォルメして吹き鳴らしてることもあり、それがきっかけでブリリオートの方が曲の進行を見失って歌詞を失念してしまってます(苦笑)。すぐに復帰しますし、御愛嬌かな?とも思いますが。

あと、2幕の最後ですが、ブリリオートが1974年盤の方だとなんとなく流されてしまってる感じで頼りないのですが、1975年盤の方はしっかり決めてる感じがしますね。C.クライバーの指揮もここの部分、1975年盤の方がズレもなくしっかり盛り上げてます。

それから、最後の「愛の死」ですが、ここもまさしく上記のとおりで、丁寧に歌いこんでいく1974年盤と、情熱的に歌っていく1975年盤、という違いがあります。
1974年盤の方がやや遅めのインテンポで安定感はあるかも。でも、1975年盤の方はリゲンツァは前年よりイゾルデというキャラに入りこんでいて、歌にやや情感がこもってる感じです。最後の方はまさしく絶唱!という感じです。C.クライバーの表現もちょっと表情が濃いかな。
でも、1974年盤のも安定感がありますし、清潔感もあっていいんですよ。

1975年盤の方はまだほとんど主役2人に絞って聴いていて、まだちゃんと聴いてないところもあるのですが(苦笑)、マッキンタイア・ミントン・モルはざっくり聴いた感じでは1974年と変わらず好演と思います。

やっぱり両方持ってると、両方いいなあ、と思ってしまいます(苦笑)。
どっちか選べと言われると、苦しいなあ・・・1974年盤の方がうまくまとまってるとは思いますから、まずはこっちかな。
(そもそも、C.クライバーのバイロイト・ライヴでは一般的に今現在入手可能なのは1974年盤しかないし)

でも1975年の方が主役二人が結構、役の中に入りこんでる感じがしますし、C.クライバーのノリもいい感じです。そのかわり、勢いあまってオケと合ってないとことか、失敗しちゃってるとこをどう感じるかでしょうか。

C.クライバーはDGスタジオ録音のも悪くないですが、ライヴだとC.クライバーの時に感じるあざとさみたいなのがあんまりないのがいいですね。

1976年盤はトリスタンがヴェンコフのようですが、聴いてみたいところです。
今現在はCD出てないようですね。以前、LPは出ていたようですが、そもそもCD化されてたことはあったのかな?・・・

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、こんばんは!

July 27, 1974
Tristan: Helge Brilioth
Isolde: Catarina Ligendza
Brangane: Yvonne Minton
Konig Marke: Kurt Moll
Kurwenal: Donald McIntyre
Melot: Heribert Steinbach
Ein Junger Seemann/Ein Hirt: Heinz Zednik
Ein Steuermann: Heinz Feldhoff

July 26, 1975
Ein Steuermann: Nikolas Hillebrand

お大事になさってください!
Niklaus Vogel
URL
2009/04/05 01:07
Niklaus Vogelさん、おはようございます!
コメントありがとうございます。

あらためてキャストのご紹介、ありがとうございます。HYPNOS盤にはメロート以下のキャストが書いてなくってわからないのです。このあたりは1976年と同じなのですね。74/75年盤のトリスタンはブリリオートですが、1976年盤はヴェンコフにかわってますね。1978年のスカラ座ライヴは録音状態がイマイチだったのですが、ヴェンコフがなかなかおもしろかったので、できれば76年も聴いてみたいところです。

20年くらい前に別の親知らずを抜いた時にはおとなしくしていても数日痛んだものなのですが、今回はそれほどではないですね。歯医者さんの腕前なのか、痛み止めの違いなのかよくわからないですが、今のところ何か食べる時以外は普通に生活できてますので助かってます。
うぐいす
2009/04/05 09:39
うぐいすさま お早うございます

どうも古い記事にコメントしてしまったようです、爆〜、呆けていますね、爆〜。

クライバーの「トリスタン」バイロイト盤をいつか聴きたいと思っています。HMVなどのレビューを見ると、どれが良いのか、分かりません、爆〜。

リゲンツァさんのイゾルデを聴いてみたいのですよ。これからという時に、引退されてしまったので、あまり録音が残っていませんよね、残念です〜。

親不知、私もすべて抜きました、どうも虫歯になったようで、かなり前ですが〜。親不知よりも痛かったのは、歯茎を切開して歯石の掃除をして、また歯茎を縫い合わせるような治療をされたときでした。鈍痛で、何にも食べられなかったことを思いだしています〜。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/04/05 10:30
rudolf2006さん、おはようございます!
コメントありがとうございます。

クライバーとリゲンツァの「トリスタン」ならまずはバイロイトの1974年盤だと思いますが・・・今、HMVとAmazonとTower Recordで検索してみましたが、お薦めできる盤がありませんでした・・・(爆)。1974年盤はOpera Doroから2種出てるようですがモノラルであんまり音質良くなさそうですねえ。1978年盤はスカラ座だけあって音楽の盛り上がりが凄まじいですが、音質も良くないし音が遠めにとられていて聴きづらいので、あまりお薦めできないです。1973年のシュツットガルト盤に至っては聴いたことないです。
自信を持ってお薦めするときは「買っちゃいましょう」なんて言ってますが、今回ばかりはそうは言えないかも・・・中古CD屋さんで74年HYPNOS盤か75年盤を探すか、音質は期待しないで安い方のOpera Doro盤を入手するか、しかないです。

歯ですが、痛みはあんまりないものの、だんだん腫れてきました(爆)。本日はあんまり無理しないようにしときます(笑)。
うぐいす
2009/04/05 11:47

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
1975年バイロイトのC.クライバー:「トリスタンとイゾルデ」<PA-227> Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる