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zoom RSS テンシュテットのマーラー:交響曲第7番<PA-246>

<<   作成日時 : 2009/06/06 23:02   >>

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さあて、そろそろハイドンの弦楽四重奏曲のシリーズを再開するか!
と思ったのですが・・・その前にまた寄り道を(爆)。
またマーラーです。今回は交響曲第7番、別名「夜の歌」とも呼ばれている曲ですね。

この副題、一応2楽章と4楽章が「夜曲(Nachtmusik)」と名付けられていることに由来してます。

いやあ、この曲、若い頃はすごく好きでした。1楽章とか構成なんかなんだかシッチャカメッチャカですし、2,4楽章はとても抒情的、3楽章はどこかグロテスクではありますがどこか哀感も感じさせる曲想、5楽章はいきなりテンションあがってドンチャン騒ぎ。曲としてはまさしく「カオス」といった趣が感じられるのですが、なんだか破綻寸前の構成の中にマーラー特有の哀愁というか、郷愁のような旋律が溢れているのがとても好きなのです。

まあ、あんまり構成がどうのと屁理屈こねて聴くよりも、曲の魅力に浸ってしまえ!といったノリで聴いてましたね。
実際、魅力的なメロディがいっぱいですから。

とは言うものの、若い頃は全曲通してよく聴いてましたが、年を経るにつれ、だんだん2〜4楽章のみ、さらに2楽章と4楽章を抜き出して聴くようになってました(爆)。
1楽章と5楽章はいつも聴くのは結構つらくなってました。3楽章はまだそんなことないのですが、でも最近は2,4楽章を聴くことが多いです。

うぐいす的にやっぱりこの曲の白眉は2,4楽章ですわ。
ほの暗い哀感をたっぷり含んだ2楽章、人懐こく穏やかな4楽章。この2つの楽章はいつ聴いても癒されてしまうのです。カウベルとか、マンドリンとか、普通の曲ではあまり出てこない楽器が活躍するのもこの曲の魅力です。

うぐいすが若い頃はマーラーの7番って、いま一つマイナーだったんですよね。
なんでこんないい曲が人気ないのかな〜?と不思議でしょうがなかったんですが。
まあ確かに1楽章は何気に親しみづらい感じはありますかね。5楽章は能天気な感じはありますが、結構ノリが良くって悪くないんだけどな〜。
まあでも、最近はやや人気も上がってきてるようです。
録音の数も増えてきてますし。

うぐいすの愛聴盤は、テンシュテット/ロンドン・フィル盤(1993年ライヴ)です。
うぐいすはテンシュテットのマーラーは結構好きなのですが、7番は「特に」お気に入りです。
このライヴ盤は非常に熱い演奏ですね。しかも、なんと言ってもバランス感覚がいいのです。細部まで丁寧に抒情的に歌いあげる表現、構成感もしっかりしていてすごく聴きやすい。(それでいて熱い!)
もうちっと落ち着いたスタジオ録音のも大好きなのですが、このライヴ盤もいいのです。
なんというか、響きもふくよかですし、自然な感じがするのです。
特に2,4楽章の非常に抒情的な歌、他の1・3・5楽章も抒情的な部分と迫力のある曲想のバランスが素晴らしいですし、非常な力演です。

この7番という曲に関しては、うぐいすにはテンシュテットのような演奏がすごくぴったりくるのですよ。

他にはバーンスタイン/ニューヨーク・フィル(新盤)やアバド/シカゴ響なども聴きましたが、いまひとつしっくりこないのです。
特にバーンスタインのは、どうもフレーズ表現とかデフォルメしすぎでダメ。
粘りまくりますし。7番は曲自体が混沌としてますので、さらにわけわからなくしてしまってる気がするのです。もっと普通に演奏してくれていんだよ!とか思ってしまったりして(笑)。
第8番や第9番みたいな曲はバーンスタイン最高なんですけどね〜。

最近うぐいすがマーラーの7番を聴くのはもうテンシュテット一本になっちゃってますねえ。
もっとも、7番は聴いたことのある演奏が少ないかもしれません。
でも、テンシュテットの演奏でもう満足してしまってるので、あ〜んまり他の演奏を聴こうと思わなかったりして(爆)。
でもホントにいい演奏だと思っています。



マーラー:交響曲第7番
EMIミュージック・ジャパン
2005-03-02
テンシュテット(クラウス)
ユーザレビュー:
別格の7番です。過激 ...
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内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、こんばんは!
クラシック音楽に惹かれ始めたころ、ホルスト「惑星」、マーラー交響曲第1番の次に聞いた曲が「夜の歌」でした。この曲が"特異"であると言われることが多いと知ったのは、それからだいぶ経ってのことでした(笑)。
どうしても、第7番は初めて聞いたベルティーニ&ベルリンフィルの実況録音が刷り込みになってしまっていますが、商用録音となるとやはりご紹介のテンシュテット最後の録音でしょうね。
シカゴ響とライブ録音する予定であったのが、テンシュテットの病状からもう渡米することができずに、ロンドンでの演奏会を収録したという経緯があったと記憶しています。
旧盤も淡いロマンティシズムが漂う名演でしたが、新盤には情念が色濃く反映されていると思います。
凛虞
URL
2009/06/07 00:43
凛虞さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。

1番の次に7番ですか!すごい順番で出会いましたね!考えてみたら、本文中に「何で人気ないのか?」とか書きましたが、いきなりこの曲をマーラー初心者に薦めることはしないですし、そんな曲が人気出るわけないですね(爆)。でも、2楽章・4楽章単独なら結構お薦めかも、とも思いますね。

ベルティーニのマーラーはサントリーホールで9番を聴いたことがあります。実に精緻な上にひたむきな情熱も感じられる演奏だった記憶があります。近くの座席で音楽にあわせ「指揮者踊り」をしている輩がいて集中できなかった部分もあるのですが(苦笑)。

ホントはうぐいすの刷り込みはテンシュテットのスタジオ録音でこれが長いことベストだったんですが、1993年ライヴが出てベストが入れ替わりました。7番は聴いた種類が少ないこともあり、テンシュテットは情熱的な演奏と思いつつも(バーンスタインと比べて)比較的バランスが良いと思っていました。しかしこのライヴ、やっぱり一般的な演奏と比べると情念が色濃い演奏だったんですね(苦笑)。でもこういうロマン的な演奏は好きですね。
うぐいす
2009/06/07 15:12

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