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zoom RSS 重厚な味わい:E.クライバーのベト7<PA-301>

<<   作成日時 : 2009/12/06 23:22   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

今日は昨日とはうってかわって晴れましたね。
昨日抜歯したところも調子悪くありませんが、大事をとってあんまり外出しませんでした。
そうそう、転勤じゃないんですが、明日から勤務地がちょっと変わるので、定期の変更をしに行きました。外出はそれくらいですね。
まあとにかく、今日も一日穏やかに過ごせて、神様に感謝ですな〜。

さて、今日はまたまたE.クライバーのベートーヴェンです。シリーズのつもりはなかったんですが、何とはなしに連続で聴いてしまいました。
今回がとりあえずシメということで、第7番をとりあげます。
演奏はアムステルダム・コンセルトヘボウo.で、1950年の録音です。

第7番と言えば、息子のカルロスも十八番の曲ですね。
カルロスの演奏は、ウィーン・フィルとのスタジオ録音も名盤ですが、うぐいすはDVDになっている、アムステルダム・コンセルトヘボウとのライヴ録音が断然好きなのですわ。
実に熱狂的な演奏です。演奏終わった後の団員の「俺たちはやりきったぜ!」という表情がこの演奏を物語っているかのようです。

さて、親父さんであるエーリッヒの演奏はというと、これまたびっくりですよ〜。
1楽章は、カルロスをしのぐかと思うほどのリズム感。
しかもキビキビとコントロールされていまして、重厚な音色で音楽が迫ってくる感じです。
1楽章はリズム感と構成がしっかりしているという意味ではカルロス以上かもしれません。
2楽章は一転して、厳かな音楽になります。2楽章最後は息子と同様、弦楽器はピチカートで終わってます(っていうか、カルロスが親父さんに倣ってそうしてるんですが)。

実は親父さんの真骨頂は3楽章以降になるかもしれません。
ここからはカルロスとはもう音楽の方向性が違ってきますね。
リズミカルではあるものの、テンポが遅めで実にどっしりとした演奏なのです。
特に4楽章などは、まさにドイツの巨匠の風格を醸し出していますね〜。

これを聴いてどう思うかは、もう好みでしょうね。
熱狂的なリズムの祭典といった風情を楽しみたければやはりカルロスの方を選ぶべきです。
しかも息子の方はしなやかで流動的な音楽になってます。

一方、エーリッヒの方は斬新で溌剌とした音楽ではあるものの、キビキビと統制され、ドイツ音楽としての重厚な響きを大事にした恰幅の良い演奏となってます。手放しで絶賛する演奏かといわれるとそこまでではないかもしれませんが、これはこれで説得力のある好演だと思っています。

じゃあ、うぐいすはどっちが好きか?と言われると、難しい・・・
ただ聴く頻度という意味では、カルロスのコンセルトヘボウとのライヴを聴く機会が多いです。
7番はある意味、何も考えずに熱狂的なリズムの祭典に身を任せるのが楽なんですわ。ちなみにカルロスのウィーン・フィル盤の方もあんまり聴かないですね。カルロスにしてはおとなしめの演奏なので(名演ですが)。
Orfeoのバイエルン盤(ライヴ)もい〜ですね〜。

でも、たま〜にこのエーリッヒの演奏を聴くと、やはり感心してしまいますね。
やっぱり再評価されるべき人なんじゃないかな〜。この7番も決して埋もれていくには惜しい演奏なのですよ。

ちなみに、ホントに聴く機会は少なくなりましたが・・・フルトヴェングラーのベルリン・フィルを振った1943年の演奏も好きです(笑)。
ただ、魂のこもった情熱的な演奏は最近は気力が持たなくなってきてます。
重厚ではあっても、E.クライバーの方がまだ聴きやすいかなあ。

E.クライバー、残っている演奏は名演が多いんですが、やはりまとまった録音が少ない(ベートーヴェンとかブラームスなどの全集とか)のも難点なのかもしれませんね〜。今後、再評価されることを祈りつつ、とりあえず今回のシリーズはここまでとしておきましょう。

Amazonでは廃盤扱い(苦笑)。写真貼り付けるためにリンクします。
(ちなみにこのCD、6番のみはうぐいすが紹介した演奏ではありません。)



Beethoven:Symphonies 3/5/6/7/9
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2005-03-07
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま お早うございます〜

段々と寒くなってきましたね〜。
歯の調子はいかがでしょうか?私も親不知、何本か抜かれました、麻酔の一回目に針を刺されるのが痛いですね〜。ポッカリと空いた歯のあとも気持ちが悪い期間が続きますよね〜。

エーリヒ・クライバーのベトベン、良さそうですね〜。親爺さんのクライバーの演奏は「フィガロ」くらいしか持っていません。うぐいすさんの記事を読んで、一度聴いてみたいなと思っています。ベトベンのシンフォニー、それほどには聴かないのですが〜。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/12/07 08:55
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

麻酔の注射刺されるときは痛いですね〜!こればっかりはしょうがないですが、そのおかげでその後楽になると言い聞かせて我慢しました(笑)。幸い、今回もなんとか順調に回復してそうです。

エーリッヒのベートーヴェン、うぐいすはコンセルトヘボウの「英雄」がイチオシです。まずはこれから聴かれてみてはいかがでしょうか?次は「運命」でしょうかね。「田園」も名演なのですが、コンセルトヘボウを振った演奏がどうも入手しづらくなっているようでちと残念です。あとは、ご興味でいろいろと(笑)いかがでしょうか。
うぐいす
2009/12/07 21:52
うぐいすさん おはようございます。

ご不沙汰をいたしました。今年は私にもいろいろと身の周りの変化がありました。お互いトシを取って来たということですかねえ…(笑)

現在、手許に同盤がないので朝から5番を聴いています。このリズム感はDNAですね。それにしてもこの当時のACOの格調の高さ!7番の私のベストはトスカニーニの39年盤です。音が悪い!けれども切れ味は古今最高!ご子息カルロスではバイエルン盤。音楽の喜びがストレートに伝わってきてお気に入りです。

フルトヴェングラー盤は別格ですが、うぐいすさん同様にこの種一流のアジ演説に付き合える体力が最近無くなりつつあります。そうそう、E・クライバーではウィンナワルツが絶品ですね。これもまた古いなあ…。
ezorisu
2009/12/15 08:38
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
仕事がドタバタしてコメント書くのがこんな時間になってしまいました(苦笑)。

エーリッヒの5番も素晴らしいですね!曲に対する斬新なリズム感はいまだもって色あせてないと思います。トスカニーニの7番は50年代のスタジオ録音しか聴いたことないと思いますが、39年盤も機会があれば聴いてみたいですね。カルロスの7番はやはりバイエルンがいいですねえ。この曲のリズムの祭典といった趣を如実に浮かび上がらせた名演と思います。

年々自分に対する環境も厳しくなってきて対応に苦慮しておりますが(苦笑)、ezorisuさんもお体を壊さぬよう、お気をつけてお過ごしください。
うぐいす
2009/12/16 01:10

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