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zoom RSS 初夏の香り:メンデルスゾーンの八重奏曲op.20<PA-346>

<<   作成日時 : 2011/05/21 21:18   >>

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いやあ、今日は暑くなりました。
晴れるのはわかってたので、朝から「久しぶりに散歩に行こう!」と張り切ってたんですが、最後の方は結構暑くてまいりました。
でも、新緑が生い茂ってきた桜並木は草木の香りが漂い始めていて、心がリフレッシュできましたね〜。
明日も少しブラブラしましょうか。

さて、今回は新緑の季節ということで、聴いていてウキウキ気分になる曲を選びました。
メンデルスゾーンの八重奏曲です。

この曲、メンデルスゾーンが16歳のときに書いたものです。
しかし、今の日本でいうと高一の歳なんですなあ・・・
この歳にしてこの完成度!
以前「夏の夜の夢」のときにも書いたのですが、この早熟ぶりにはまったく驚きますねえ。

ちなみにこの曲、ちょうど弦楽四重奏×2の編成(Vn:4、Va:2、Vc:2)をとっています。
楽器編成が多くなっている分の音の厚みが出ていますので、響きはよりシンフォニックな方向に傾いています。

でも声部が8つに分かれているわけですからいろいろと複雑な絡みに聴こえてもおかしくないんでしょうけど、構成自体は聴いてると意外とすっきりと見通しのよい感じに聴こえます。
まあ、ここはメンデルスゾーンの才能でしょうかねえ。

まずは1楽章からもうウキウキしてしまいますね。掴みがうまいのなんのって。
1楽章冒頭の特徴的な旋律。アウフタクトから始まる上昇系のこの音型を中心に、ドンドン音楽が流れて推進力を次から次へと生み出していきます。
この生命力にあふれるイキイキとした音楽にメンデルスゾーンの天才的な曲の構成力を感じてしまいます。その後の曲の展開部の劇的な構成もいいですね!

2楽章は憂愁の世界ですね。なんだか、「ホントに16歳で書いたのかよ!」(笑)というような美しく憂いに満ちた楽章です。

あと、3楽章の軽快さも清々しくて素晴らしい!
時間は短いですが、少々哀愁も含んだ愛らしい旋律が心をくすぐりますわ。

4楽章のフーガもなかなかの構成力です。ドンドン泉から水が湧き出るような推進力と、湧き出た水がサラサラと流れていくような流麗な様が目に浮かんできます。

いやあこの曲、今の季節に聴くにはぴったりの曲じゃあないですかね。
まさしく初夏の香りを味わうことのできる一品だと思います。

今日聴いた演奏は、ウィーン八重奏団。1972年の録音です。
そのときのメンバーは下記の通り。
第1Vn:アントン・フィーツ、第2Vn:ヴィルヘルム・ヒューブナー
第3Vn:ライナー・キュッヒル、第4Vn:アルフレート・アルテンブルガー
第1Va:ギュンター・ブライテンバッハ、第2Va:ヨーゼフ・シュタール
第1Vc:フェレンツ・ミーハイ、第2Vc:アダルベルト・スコチック

1950年代の別の演奏者のころのものと比べれば現代的で端正な出来に仕上がっているんじゃないかと思いますが、ウィーン情緒溢れる定盤の演奏じゃあないかと思います。まあ、ある意味手堅い演奏かなあ。
あと、スメタナQの参加した演奏を聴いたことないので、今度ちょっと聴いてみたいですね。

でも実はこの曲、ナッシュ・アンサンブルのライヴ録音のCD出てまして、今これを狙ってます。
ナッシュ・アンサンブルはブラームスの室内楽の時にもその溢れんばかりの生命力と推進力に圧倒されまして、今ではホントに大好きな団体の一つになっています。
たぶん、ナッシュ・アンサンブルに最適の曲だと思うのですよ、このメンデルスゾーン。

今度入手したら、また感想を上げてみたいと思います。

↓ウィーン八重奏団(1972)の演奏。まずはAmazon


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
この曲は本当に素晴らしいですね。
第1楽章展開部の終わり、十六分音符のユニゾンから再現部になだれ込むところは
いつ聴いても鳥肌ものです。

私がよく聴く録音は、
ガット弦を使用した柔らかい音色が魅力のラルキブデッリ盤、
水も漏らさぬ完璧なアンサンブルが大迫力のゲヴァントハウスSQ+ベルリンSQ盤です
(カール・ズスケ、神がかってます)。
木曽のあばら屋
URL
2011/05/21 22:17
木曽のあばら屋さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

この曲、1楽章が他とくらべて長大でなかなか聴きごたえがありますね。おっしゃっている部分のユニゾンの部分ですが、そこに突入するまでのシンコペーションがまた緊張感があっていいですねえ!

ラルキブデッリ盤はスピード感があり、フレーズ処理もしなやかでスッキリとした演奏ですね!その柔らかで繊細な表現は他の演奏とは一線を画してると思います。今回エントリーしたウィーン八重奏団のものはそれに比べるとぱっとしないかもしれないんですけど、うぐいすはこの演奏、意外と聴くことが多いですねえ。

世評の高いゲヴァントハウスQ+ベルリンQ盤はまだ聴いたことがないので、今度聴いてみたいと思います。
うぐいす
2011/05/21 23:37

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