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zoom RSS いい買い物をしました:アラウ/ジュリーニのブラームスのピアノ協奏曲第2番<PA-382>

<<   作成日時 : 2013/03/10 15:46   >>

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最近どうも好みが変わってきてます。

先月、バルビローリ/ベルリンフィルのブラームスの2番をブログエントリーしてから、またブラームスをチョコチョコと聴いてまして、今まで入手してきた演奏をあらかた聴いてみると見事に昔と好みが変わってきているのに気づいてしまったのですよ。

たとえば、昔はあんなにフルトヴェングラーとか、他の演奏でも爆演系が大好きだったんですが、今聴くと非常にしんどい・・・
逆に、昔はあんなに弛緩したゆるい演奏と思っていたのが、とっても落ち着きのある重厚な演奏に聴こえてきましたよ(笑)・・・

とはいうものの、遅めのテンポでもやはり音楽はしっかり歌ってくれているとか、メリハリとかがありませんと飽きてしまいますので、そこのバランスはやはりありますかね。

実は最近、巷で鈍重(苦笑)と評判のジュリーニ/ウィーンフィルのブラームス交響曲全集をあらためて聴き直してみましたら、これがまたえらく気に入ってしまいまして。
いやあ、以前はこのテンポの遅さにはちょっと辟易して敬遠気味だったのですが、あらためていま聴いてみると、なんかしっくりくるんですなあ・・・

考えてみるに、ど〜もこのところ精神的に弱っているときが多くなってますので、聴いていて情熱に当てられるような、精神的に負担がかかる演奏がしんどくなってきたということもあるかも。
(弱るといってもそんな深刻なレベルじゃないんですけどね。嫌なことは忘れるようにしてるのと、日々、鈍感力を磨くように鍛錬していますので(爆)。)

総じて最近の好みは、遅めのテンポが好きになってきました。あと、質実剛健というより流麗でよく歌う演奏が好きになってきたようです。
あっ、でもやはり重厚さとかかっちりとしたものが好きなのは変わらないのですけど。

さてそれではここらで、最近また入手したCDの話です。
ディスクユニオンでブラームスの交響曲のコーナー見ていて、ジュリーニの60年代のブラームス交響曲全集を見つけました。オケはフィルハーモニアOですね。

まあ、ジュリーニのブラームスはウィーンフィルの演奏が好みになってきたこともあって、ちょっと他の時代のも聴いてみるか・・・と思い、購入してみました。1,200円くらいで安かったし。

でもですね・・・結果的に、交響曲はちょっと期待外れ。
オケの響きが薄めなので、あんまり重厚な響きが感じられなかったのと、やはりジュリーニの歌は晩年の方が濃いかなと思いました。

で、「あ〜、このCDはちょっと外れだったか・・・」とちょっとがっかりしてたのですが、実はこのCD、アラウのピアノで、ブラームスのピアノ協奏曲の1番、2番もカップリングされてたのですよ。

このカップリングの方はあんまり気にせずに購入してたんですけど、まあ「ついでだから」と2番の協奏曲を聴いてみたのです。


なんですかこれ!
スゲ〜名演!


とってもテンポがゆったりしていてスケールの大きい演奏です(特に1楽章)。
アラウのピアノがとっても恰幅がよくていいですね〜。
変にせせこましいところがまるでない!
60年代はアラウの気力が充実している頃なのでしょうか、テンポが遅めで重厚でも、音の力強さも備わっていて、実に覇気のある演奏をしていますね。

2楽章以降はテンポはそんなに遅くなく、まあ標準的な速さですけど、それでも変わらず重厚さとかスケール感があります。

ジュリーニの演奏も、同じフィルハーモニアoを振った交響曲とは打って変わってとっても重厚ですし、弦も管も歌に満ちた演奏となってます。
いやいや、正直このバックは素晴らしいですよ。
全体的に、ジュリーニとフィルハーモニアoがアラウの音楽と一体となってスケール感のある重厚な演奏を展開しています。

う〜ん、これこれ!こういう演奏が最近のうぐいすの好みなのですよ!

さすがにオケの音色はウィーンフィルのような潤いはないですけど、まあ、それは比べる相手が悪いですかね。
まあ、そういう意味では、この演奏は華やかだったり潤いのある音色が好きな方、遅いテンポが苦手な方にはちょっと合わないかもしれませんね。

ということで、今回のCD、本来の購入目的の交響曲はイマイチでしたけど、タナボタ的にピアノ協奏曲が名演だったということで、結果オーライでした(笑)。
でも、ジュリーニ指揮のブラームスの交響曲に興味持たなかったらこの演奏とは出会わなかったと思います。人間同士でなくとも、名演奏との出会いというのも、つくづく不思議な縁で結ばれているのだなあと思いますね。

うぐいすにとってブラームスのピアノ協奏曲第2番のベストはリヒター=ハーザーとカラヤンの演奏なんですけど、それとはまるで違う方向性ではありますが、アラウ/ジュリーニの演奏もリヒター=ハーザーの演奏と並んでベストの位置に収まりそうです。

そう言えば、ちょっと前に買ったアラウのベートーヴェンのソナタ全集、60年代の旧盤の方ですが、これもえらく気に入ってしまったんですねえ。
うぐいすにとっては昨年末から今年にかけて、アラウの再評価の時期になってきたかもしれません。

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コメント(4件)

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うぐいすさん こんばんは。

ああっ…やっぱり書いてしまわれたのですね。ブラームスの協奏曲の回に、もしかしたらと恐れていました。

実は(と言うのも大げさですが)、ご紹介の演奏は私にとっては最も合わない代表盤なのです。結構、評判が良いので、自分の過ちを糺すために3回もCDを買い直して、その度に結局最後まで聴き通すことができないで終わってしまいました。

お書きのように、本当はスケールの大きな重厚な名演なのかもしれませんが、私にはやたらにもったいぶった、辛気臭い演奏に感じられます。そのあたり、「この演奏は華やかだったり潤いのある音色が好きな方、遅いテンポが苦手な方にはちょっと合わないかもしれませんね」というご表現があてはまると思います。

あの吉田秀和さんもブラームスが憧れていたイタリアの陽光…というような褒め方をされていたと思いますが、私にとってダメなものは仕方ありません。

私のベストはバックハウス/フルトヴェングラー盤です。アラウ/ジュリーニ盤と同じ大きさを持ちながら正反対の種類の演奏かもしれませんね。演奏の巧さではアンダ/カラヤン盤が出色だと思います。

たぶん、やっぱりねと思われたかもしれませんが、ブログの場をお借りしたうえに僻見を申し上げました。お許しください。
ezorisu
2013/03/11 21:46
申し訳ありません。間違えていました。フィッシャー/フルトヴェングラーです。
ezorisu
2013/03/11 22:04
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

フルトヴェングラーというと、バックハウスではなくてE.フィッシャーではないですか?だとすると、これこそ、うぐいすが最近聴けなくなってしまった類の演奏ではないですか(苦笑)。ブラームスはezorisuさんとはまるで好みが合わないようですねえ。

まあ他人の好みは尊重しなければいけませんが、評判が良かろうと自分がダメなもんはダメでいいんじゃないでしょうか。誰かに強要されて聴くものではありませんから。そういう意味では、うぐいすは世間で評判の良いバックハウス/ベーム盤があまり好きではありません。正確に言うと、ベーム/ウィーンフィルは好きなんですけど、バックハウスの歌い回しというか、テンポ感がしっくりこないのです。バックハウスって、ベートーヴェンのソナタなんかもそうですが、意外と腰が軽いというか、テンポがコロコロ変化して、聴いていて落ち着かないのです・・・まあこんなこと書いてるからあんまりアクセスも上がんないんでしょうけど(笑)、合わないものは合わないですから、こりゃしょうがない。

ちなみに・・・次回はブラームスでまたezorisuさんとはまるで合わない演奏をエントリーすることになりそうです(苦笑)。
うぐいす
2013/03/11 22:33
おっと、訂正コメント入ってましたね。
長文書いてたんですれ違いになったみたいです(笑)。
うぐいす
2013/03/11 22:35

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